後付けの計画(?)

2017-05-22 (Mon)

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今日は産業建設委員会と総務文教委員会のダブルベッダー。
最初の産業建設委員会では、3月議会に補正予算案をマイナス修正して、議会から「異議」を示した行田公園隣接地の取得に対する、市当局側からの新たな回答だった。
そもそもは「児童館の駐車場が足りない」ということから始まった。
児童館が開館して一周年の式典をやったのはつい先月のことだ。
つまり、本来は児童館の建設の時に同時に駐車場のことは検討されなければならなかった問題だ。
「予定よりも利用者が多かった」…と、「想定ミス」によることであれば、児童館の建設計画が間違っていたと認めなければならない。
であれば、児童館を所管するこども課から、反省をふまえて駐車場拡幅に関する提案として議題が上がるのならまだ理解は出来る。
ところが、出てきたのは行田公園を管轄する公園緑地課からの事業提案だった。
児童館と既存の行田公園との間に公園を拡張する…というものだ。
ところが、3月議会の時点では旧児童館をどうするのか、行田公園全体の中の拡張部分の位置付けなどの計画はなにも示されなかった。
児童館にはすでに外遊びする広場も、市長が食育のための「田んぼ」も設えられている。
それが児童館の「計画」だったのだ。

一方、行田公園は基本的に「整備済み」だった。
都市計画上、公園用地として隣接地(田)が指定されていたが、議員になって11年半、行田公園を拡張する「計画」など聞いたこともなかった。
降って湧いたように駐車場の拡幅に、便乗して行田公園の拡張話が出てきたとしか見えなかった。
今日の委員会の質疑でも、児童館の計画からわずか一年余りでの見直しを疑問視する声もあったし、私も既存の行田公園の整備が丸っきり放置されて、新しく公園を「作るだけ」の回答を、聴いて、行田公園全体をどうしていくか…という「計画」を示せと伝えていたことを全く理解していないことに愕然とした。
驚いたのは「新しいものを作れば補助があるが、今あるものを整備するには補助がない…(だから、維持管理が疎かになっている)」という回答には、ありとあらゆる公共施設の適正な維持管理を怠ってきた滑川市の姿勢が見て取れた。

更に「不動産取得ありき」の「後付けの計画」と思われる、廃業後の滑川蒲鉾跡地&施設買い取りについて説明があった。
2月に廃業が発表され、3月末で正式廃業された滑川蒲鉾さんの跡地については、3月議会で市長からいきなり「買いたいと考えている」という爆弾発言があったのだが、500坪の敷地と建物設備を買うための「議会説得材料」のための「後付け利用計画」が示された。
示された利用計画には何の理念も関連もない。
青年会議所時代に、事業計画書を作り理事会で審議したが、何のためという「目的や趣旨」を果たすためにどのような「手法」が要るのか、そのための必要な「予算」はいくらで、事業の結果得られる「成果」をどのように考えているか…の筋道が通っていなければ、こてんぱんに先輩理事に叩かれたものだ。
今日の説明では、目的も示されなければ、いくらで買おうとしているかも示されなければ、既存の建物の「購入ありき」なため、既存の設備があれば「何に使えるだろう?」ととりあえず考えて出てきた計画を羅列しただけで、何の関連もないものがつぎはぎバラバラ状態。
余りにもお粗末と言わざるを得ない。
当然だ。
目的達成のために考えられた計画に基づく取得ではなく、取得したいという市長の思い付き前提の後付け計画だからだ。

当初一時間弱を見込んでいた産業建設委員会は一時間半を超えた。
続いて行われた総務文教委員会では、屋内運動場の設計見直しの報告と、前回の委員会には6月議会に補正予算案を出さないと言っていたことに対して、異論を唱えたことに対して「財源更正」を出すことに変更したという報告だった。
「財源更正」ということは、事業規模そのものは見直すつもりはない…という意思表示だ。
議論は6月議会で…となるだろう。
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Monthly : 2017-05
Category : 議会報告
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