熊本県玉名市の6次産業

2017-04-20 (Thu)

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産業建設委員会の行政視察二日目の後半は熊本県玉名市へ。
視察テーマは6次産業について。
昨日書いた前半の山鹿市の畜産業の充実や猟友会の人数や一年を通じて行われる狩猟など、滑川市との条件の違いに続いて、後半の玉名市も農業の規模・内容が滑川市のそれとは違っていた。
まず、主な農産品はトマト(40億円)やミニトマト(55億円)、イチゴ(28億円)や柑橘類(22億円)があり、中でもミニトマトは日本一の生産量を誇るとのことだった。

自家用栽培ではなく、販売・出荷している農家だけでも減ったとはいえ2555戸あり、平均経営面積は174アールを超えるというように、農業専業の大規模農家が多く存在するそうだ。
滑川市のように、米作中心でサラリーマンが主たる生活の糧で、高齢の父母と休日の息子とで先祖伝来の田を維持しているのとは根本的に違う。
1戸当たりの耕作面積は年々増えているそうだ。
いわゆる専業農家の皆さんが、農協などに出荷できない「規格外」の野菜の活用や、農閑期に加工を行うことで年間を通じて付加価値を生み出すにはどうするか…という状況で、国が推進し、玉名市が目指した「生産者の多角経営化」すなわち「6次産業推進」の政策に、生産者が呼応した形だ。

玉名市では、6次産業活性化委員会を組織し、生産者を集めた6次産業推進勉強会を毎月開催し、生産者と他の業種との6次産業推進のための交流会を年四回実施し、そして最高500万円の6次産業推進補助金を用意した。
農協に出荷している生産者にとっては、販売は未知の領域で販路を拡大するための6次産品フェアや販売会の実施、そして商談会への出展など生産者を玉名市はフォローしている。
一つの生産者には組織的な限界もある。
そこで玉名市は相談体制を整備するなど、生産者を支えるための取り組みを継続されている。

担当者からの言葉で心に残ったのが…6次産業は1次産品があってこそのものです…ということ。
6次産業のための新しい農産品作りをしろ…というのは順序が違う。
今ある滑川市の農産品の中で、6次産業に回すだけの生産量があるのは水稲だけだろう。
米を加工して出来る6次産品があるのだろうか?
日本中で米が生産されていて、滑川だけのオリジナリティ溢れる加工品が生み出せるのか…。
そこにしか、今の滑川市には、産業として成立する6次産業は無い気がする。
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Monthly : 2017-04
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