議員の定数

2011-10-19 (Wed)

自治会連合会の役員の皆さんとの意見交換会でや、オブザーバー参加している市長と語る会で、一部の参加者の方から「市議会議員が多い。」という意見が出されていた。
また滑川政経同友会(私もかつては会員だったのだが、議員になると会員になれないという規定が有って6年前にやめた。)の中でも、滑川市議会の定数について「定数削減をしてはどうか?」…という意見が出ているのだそうだ。
滑川市議会では、人口に基づいて地方自治法に定められた法定定数は26名なのだが、6年前の選挙で定数20名だったのを、県内の他の市議会に先駆けて16名に定数を削減した。
その時は、19名が立候補して選挙になった。
だが、2年前の選挙では立候補者が16名ということで、滑川市制55年の歴史で初めて市議会での「無投票」となった。
このことが「定数削減」の声の一因になっているのだろう。
(…或る人が「議員定数削減の声を挙げるように…」と、あちこちで働き掛けをされているとも聞いているが。)

議員定数を決めるのは議会自身なので、先日の市議会議長会研究フォーラムの題材でもあった議会基本条例の制定も含め、これから議論されていくだろう。
議会の中に身を置く者とすれば、様々な年代、性別、職業、人生経験、主義主張を持った人が居ればいるほど、様々な視点での提言もあるし、何より「市当局=行政」を監視するという役割を果たせるものと思う。
ただ一方で、市議会議員という職務が魅力が無いからなのか、精神衛生上良好とは言えない環境からなのか、前回の選挙では立候補者が少なかったというのも事実。
今日は、私が個人的に定数についてどう思うか…ということを書くよりも、他の市議会の定数がどうなっていて、その中で滑川市議会の定数がどういう位置にあるのかを紹介しようと思う。

まず、平成21年に、全国806の市議会に対して行った調査の中から、滑川市よりも人口が少ないのだが、議員定数の多い自治体の数を調べてみた。
市町村合併が進んだとはいえ、まだまだ小さな市も残っている。
また、市町村合併で議員定数の特例を受けている自治体は除いたものだ。
法定定数通りの26名を定数としているのが、6市議会。
25名が、5市議会。
24名が、5市議会。
23名が、1市議会。
22名が、5市議会。
21名が、3市議会。
20名が、6市議会。
19名が、4市議会。
18名が、16市議会。
17名が、5市議会。

次に、滑川市議会の定数16名以下の市議会の人口などを調べてみた。
全国806市議会の中で、一番定数が少なかったのは…北海道 夕張市だ。
議員定数は9名で、人口は11,972人。
次に少ないのは、議員定数10名の市が2つあった。
1.北海道 赤平市 13,627人
2.北海道 歌志内市 4,866人
議員定数12名の市議会は1つだけ。
1.北海道 三笠市 11,256人
議員定数13名の市議会も1つだけ。
1.和歌山県 御坊市 26,234人
議員定数14名の市議会は3つあった。
1.静岡県 下田市 25,896人
2.北海道 砂川市 19,545人
3.北海道 芦別市 18,010人
次が、議員定数15名だが、財政改革との観点から、掲げる順序は人口が多い順にした。
1.埼玉県 志木市 68,511人
2.埼玉県 幸手市 53,716人
3.和歌山県 岩出市 51,767人
4.長野県 諏訪市 51,635人
5.山形県 上山市 35,071人
6.長野県 駒ヶ根市 34,229人
7.和歌山県 有田市 32,413人
8.奈良県 御所市 31,397人
9.北海道 留萌市 25,981人
10.石川県 羽咋市 24,520人
11.鹿児島県 阿久根市 24,508人
12.岐阜県 美濃市 23,494人
13.宮崎県 えびの市 23,365人
14.佐賀県 多久市 22,549人
15.石川県 珠洲市 18,254人
そして、滑川市と同じ議員定数16名なのは次の通り。
1.奈良県 桜井市 62,141人
2.大阪府 大阪狭山市 58,298人
3.大阪府 四條畷市 57,109人
4.埼玉県 羽生市 56,405人
5.愛知県 岩倉市 45,928人
6.神奈川県 南足柄市 44,467人
7.青森県 黒石市 38,307人
8.鳥取県 境港市 36,649人
9.栃木県 矢板市 36,168人
10.静岡県 御前崎市 34,868
11.富山県 滑川市 33,905人
12.富山県 小矢部市 33,004人
13.兵庫県 相生市 32,158人
14.佐賀県 鹿島市 32,070人
15.岐阜県 山県市 30,484人
16.広島県 竹原市 30,217人
17.広島県 大竹市 29,622人
18.北海道 美唄市 27,432人
19.福井県 勝山市 26,665人
20.北海道 深川市 24,573人
21.高知県 宿毛市 23,578人
22.三重県 鳥羽市 22,976人
23.三重県 尾鷲市 22,025人
24.大分県 津久見市 21,499人
25.山形県 尾花沢市 20,217人
26.鹿児島県 垂水市 18,368人
27.高知県 室戸市 17,421人
28.高知県 土佐清水市 17,252人

明日から4日間、決算特別委員会。
9月議会で、15名議員の中から6名が委員に選任されたのだが、その一人として22年度の決算内容を審査する。
2回目の決算特別委員をさせていただく。
しっかりと、確認をしてまいります。
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Monthly : 2011-10
Category : 選挙
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Comment

高木悦子(たかぎえつこ) : 2011年10月21日(金) 01:33 URL edit
押切橋さん、こんにちは。
全然すごくないんです。
データベースは全国市議会議長会の調査であるものですから。
押切橋 : 2011年10月20日(木) 21:28 URL edit
いゃ〜 すごいすごい 素早い対応に敬意を表します。
そして今日は、野田総理がN.H.Kに出演にはびっくり!
時代はすごい変化ですね。。。。
高木先生の更なるご活躍ご期待申し上げます。
それにしても、数字を調べて・・・・・・すごい!遠くからご期待申し上げます!

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