高木えつこの「滑川市議会ちゃどんなとこけ?」

滑川市議会議員『高木悦子(高木えつこ)』が見た、滑川市の行政や滑川市議会の模様などをお伝えします。 その他、選挙制度や政治全般に関する疑問などをつづって行きたいと思います。

地方創生加速化交付金事業

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平成28年度に滑川市が国の地方創生加速化交付金6135万2千円を得て行った事業が「N+d=!エヌディープロジェクト」だった。
4月にオープンしたコワーキングスペースTRIOはメイン事業の一つ。
ただ、滑川市役所というところは議会から資料提出を求めてもなかなか出してくれないし、まして聞かなければ向こうから前もって詳しい事業計画を教えてくれることもまずない。(ゼロではないが、すべて決まってからか、逆に粗筋のさらに概要みたいな中身)
議会の正式な委員会で資料提出を求めても出さないことがあり、謝罪があったのはつい先月のことだ。
このN+d=!も、市役所からの説明は乏しく、個人的に個々の事業に参加することで何をしようとしているか…が分かる具合だった。

だが、そもそも何故この事業が立ち上がったのか?
N+d=!の発想は、滑川市役所内部からは全く出そうもなかったものなので、不思議で仕方なかった。
そして、どの様に国の交付金事業へと結びついたのか…などの全体像が見えなかった。
そんなところ、滑活交流会のスピーカーにN+d=!の仕掛け人の桶川さんが登場するということで、久しぶりに参加してきた。

ここでは詳しく書かないが、聞いて納得だった。
唯一言えるのは、桶川さんたちの活動に市が下手な口出しをしなくて良かった…ということか。

久しぶりに参加した滑活交流会の参加者の7割は市外からで、講演のあとは複数の方と名刺交換とFacebookの友達申請と熱い会話を楽しんできた。
滑活交流会をお世話いただいている村上さんに感謝である。
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2017年04月27日(木) | 研修 | comment : 0 | Trackback : 0

丘声会オペラ公演(予告)

丘声会オペラチラシ
2月決算法人の申告も目処がつき、昨日の午後は、8月12日に滑川市民会館大ホールで開催されるオペラ公演「あまんじゃくとうりこひめ」のチラシやチケット製作に精進した。
これはコール・あいの指導者である浅岡節夫先生が主宰する「丘声会オペラ協会」が主宰し、滑川市などの後援を得て実施される公演で、過去ほぼ3年ごとに1度の頻度で実施していた音楽会の代替事業となる。
これまでは実行委員会を組織して行ってきたが、今回は「丘声会オペラ協会」が主催となるのだが浅岡先生が中心であって出演者などは調整されたが、事務方の担い手がいないので、必然的にコール・あいの代表をしている私が雑務を引き受けている。
チラシやポスター、チケット、プログラムなどのデザインは、コール・あいの定期演奏会や高階哲夫音楽祭でやってきたことなので、素材さえ揃えば時間は掛かっても作るのはそれほど苦ではない。

苦労するのはこれからで、会場となる市民会館大ホールには新川文化ホールのように専属のスタッフさんはいなければ、舞台設備もスズメの涙ほどしかない。
予算がふんだんに有ればお金で解決できるのだが・・・そんなわけはなく・・・。
マンパワーがあるか・・・と言うと・・・コール・あいの平均年齢60歳ほどの女性がいるだけで・・・。
収支を任せてもらえれば有る程度やりくりできるのだが、チケット代金などの決定権もないため、集客の心配など悩ましいことだらけ・・・。

悩んでいても前には進まず、とにかくやるしかないので、出来ることから片付けていこう・・・。

2017年04月26日(水) | まちづくり | comment : 0 | Trackback : 0

ダメ出し

20170425000820a66.jpg(富山市議会の領収証改ざん例)
政務活動費の報告書を今朝提出してくると、午後には早速議会事務局からダメ出しの連絡が来た。
今回から領収証をネット公開するにあたって、昨年までとは違うルールも出来た。
例えば新聞の購読料の領収証は、昨年までは12ヶ月分は必要なく任意の1ヶ月分を提出すれば良かったが、今年から12ヶ月分全部を出すことになった。
ただ、最近の新聞代金は集金ではなくて、口座引き落としやクレジットカード払いが基本になっていて、改めて新聞販売店に領収証を一年分まとめて書いてもらうことになった。
毎月月末に支払っているものの「領収日」をいつの日にするか悩まれたのだろう…。
私がもらったある販売店の領収日が空欄だった。

今日は「領収日が空欄のままなので書きこんでくれませんか?」というのが、事務局からの依頼だった。
ただ、例え空欄の日付を書き足すのであっても、自分の手で書くことには抵抗があった。
私「複写式の領収証にボールペンで書くの?」
事務局「それなら青のボールペンででも…」
私「日付だけだったとしても、私の筆跡で販売店の控えと違うものを書きたくないんだけど。それこそ改ざんと思われかねないし。」
事務局「そうですね。」
私「販売店に行って、書き足してもらってくるわ。」(すぐに日付を書き足してもらってきた。)
…これが一つ。

また、視察先の手土産のお菓子を、市内の菓子店やホタルイカミュージアムのふるさとセンターで買ってきた領収証に「但し書き」が無かったこと。
これについては、事前に「領収証等添付様式」に「ほたるいか最中」とか「ほたるいか煎餅」など、買っていった菓子を書き添えておいたのだが、領収証自体の但し書きが空欄だったので…
事務局「但し書きに書いてもらえませんか?」
私「これも改ざんになるし…」
事務局「税務署って、どうなんですか?」
私「必ずしも領収証に品名が入っている必要はないよ。店名で何を買ったか分かるものもあるし。レシートだって立派な領収証だし。今回、レシートには宛名が書いてないから『書き足してくれ』って言われたのも、私抵抗あったよ。」
事務局「富山市なんかはどうしてるんでしょうね?」
事務局長「領収証から引っ張ってきて、別に補記してるみたい。」
私「そうやと思うよ。直に私たちが書き込んだらそれこそ『お茶菓子代として』って、富山市議会みたいなことになりかねんもん。」
事務局「では、この但し書きは書き足さないということで。」
私「そうせんまいけ。」

ホームページで領収証を公開する…ということで、内容に漏れがないようにということに重きを置く余り、「書き足すこと」が「改ざん」に繋がりかねないし、筆跡が違うことで不要な疑いを招くかもしれない…ということに気が回らなくなっていたのかもしれない。

その他、研修費としていたものは調査研究費に訂正して欲しいとか、会費を計上している団体の団体規約などを提出して欲しい…などのダメ出しをもらってきた。
会派の私以外のお二人は現在、民政環境委員会の視察中なので、訂正分の提出は来週だろうか…。

2017年04月24日(月) | 議会の裏側 | comment : 0 | Trackback : 0

政務活動費収支報告書とこの週末

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会派・自民クラブの平成28年度の政務活動費の収支報告書が完成した。
明日、議会事務局に提出をして内容の精査を受ける前のものなので、最終的な確定のものではない。
28年度分から領収証を全てネット上に公開することになったため、昨年と比較して「領収証等添付様式」なる書類が増えて、支出項目別にチェックをして支出金額なども明記して、領収証を糊付けしなければならない。
その用紙が数十枚増えたため、今年の政務活動市の報告書類は厚さ1センチを超えてしまった。
視察や研修に関しては、写真を含む報告書を添付した。(こちらはホームページでの公開は無いらしい…。すべきだと思うのだが。)
来月には、滑川市のホームページで詳細がご覧頂けるようになる予定なので、関心をお持ちの方はぜひご覧いただきたい。
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さて、昨日も年度替りの総会ラッシュだった。
午後は教育振興会や町内会の各組織の総会や懇親会などのはしごだった。
午前中は、来月3日の憲法記念日を前にして、魚津のホテルグランミラージュで自民党富山県連憲法改正推進本部主催による「憲法改正セミナー」に参加をしてきた。
講師は宮腰光寛県連会長。
現行憲法が制定・公布・施行された時に内閣総理大臣であった吉田茂著の「回想十年」の中から「第8章 新憲法のできるまで」の中から抜粋した、終戦後からGHQ統治下での憲法制定の経緯と論点が資料として配布され、それに基づいて現行憲法の制定過程の歴史が伝えられた。
そして、自民党が野党時代に作成をした「日本国憲法改正草案Q&A」(クリックしてもらえれば、PDFで表示される。)の中から、なぜ改正が必要なのか…というものをポイントを絞って説明を受けた。
北朝鮮がいつ戦争状態になめか分からない状況で、「憲法9条を守っているから日本は平和」というお念仏を唱える人にこそ読んでいただきたい内容だ。
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さて、今日は滑川市児童館の一周年記念式典。
普段10時の開館を一時間遅らせて行った「式典」に参加をしてきた。
段ボールで作られた迷路が、昨日から今日までの記念イベントとして用意されていた。
窓の外には、開館を待って、日陰でしゃがんで話し込む子どもたちや、窓から中を覗き込む親子連れの方々の姿が見えた。
余計な大人が1分でも早く退散すれば、子どもたちを1分でも早く中に入れられるだろうか…と思い、私は迷路の写真だけ写してさっさ…と退散してきたが、きっちりと11時まで一般開放はしなかったのだろうか?

2017年04月23日(日) | 地域の活動 | comment : 0 | Trackback : 0

初の議会報告会

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滑川市議会初の議会報告会が、今夜、市役所東別館の会議室で開催された。
配布物の印刷やプロジェクターなどの機器の調達など、議会事務局の皆さんの支えも大いにあったから実施出来たのは間違いないが、受付やマイク回し、司会進行やPowerPointの作成や操作などは議員全員で役割分担をして行った。

会場に足を運ばれた市民の皆さんの中には、議会傍聴の常連の方もいらしたり、議員の後援会の方の姿もいらしたが、全部で27~28名の方に参加していただけた。
前半の議員からの報告部分は若干予定時間を過ぎてしまった。
後半の質疑の部分は、10名ほどの市民の皆さんから質問や意見を出していただけた。
質問に対する回答は原則として報告者の議長、議運委員長、常任委員長と議会改革検討特別委員長で行うこと…となっていたが、空き家対策として住宅敷地の固定資産税の軽減特例について質問が出された時には、何故か私が回答者として指名されて急に答えることに…。
質問の中身は何も税理士としての知識が必要なものではなかった…と思うのだが、期せずして私が市議会議員になって初めて行った質問と同じ提案(質問)をされていたので、喜んで答えさせてもらった。

10名の質問&提案&意見をされた方々に対する回答に関しては、「私ならこう答えるなぁ…」などと思いながら聞いていた。
質問や提案の中には、公職選挙法や地方自治法で制限されていて、滑川市議会では実現できないことも複数あった。
例えば、11月の市議会議員選挙のわずか3ヶ月後の2月に市長選挙があり、投票立ち会いや開票作業など選挙費用の無駄や、投票率の向上のためにも議会の任期を3ヶ月延ばすか、市長の選挙を3ヶ月前倒しで行えないのか…という提案だ。

仮に議員の任期を好き勝手に議員が延ばせるのなら、大多数の議会で任期を延長して選挙などされないことになりかねない。
東日本大震災の折に、選挙が困難な状況と国が判断をして、臨時特例の法律を作って、地方自治法93条に定める任期四年を延長したことは確かにある。
未曽有の災害だったから国が動いたのであって、選挙費用の削減という理由での任期変更は有り得ない。

では市長の任期を3ヶ月短縮して、前倒し選挙を行うのはどうか…ということなのだが、これは勇退を決意している高潔な市長が滑川市の将来を考えて10月に辞任をしてくれて、11月の選挙には立候補しない…ということが実現するなら可能だ。
単に現職の市長が辞任をしても、次の選挙で辞任した市長が当選してしまうと、市長の任期は11月からの4年ではなくて、2月までのわずか3ヶ月ということになるのだ。
2月にまた選挙をしなければならないのだ。
いわゆる「出直し選挙」と呼ばれるもので、橋下大阪知事が大阪都構想の是非を争って、辞任して選挙したことを思い出してもらいたい。

滑川市の場合、現職対新人の選挙で新人が勝つ選挙で市長が交代してきた歴史が長く、市長が勇退されたケースはほとんどない。
新年度の予算を組むことから考えても、11月の市長選挙であれば、新しい市長自らの手で予算編成が出来るタイミングなため、7年前のように前の市長が国の予算を獲得していたのに、新しい市長がご破算にしてくる…ということも無くなるのだ。

いずれにしても、今日の議会報告会は第一歩。
次回の議会報告会はいつになるのかは未定だが、今日よりも良い内容のものになってほしい。

2017年04月21日(金) | 議会報告 | comment : 2 | Trackback : 0

熊本県玉名市の6次産業

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産業建設委員会の行政視察二日目の後半は熊本県玉名市へ。
視察テーマは6次産業について。
昨日書いた前半の山鹿市の畜産業の充実や猟友会の人数や一年を通じて行われる狩猟など、滑川市との条件の違いに続いて、後半の玉名市も農業の規模・内容が滑川市のそれとは違っていた。
まず、主な農産品はトマト(40億円)やミニトマト(55億円)、イチゴ(28億円)や柑橘類(22億円)があり、中でもミニトマトは日本一の生産量を誇るとのことだった。

自家用栽培ではなく、販売・出荷している農家だけでも減ったとはいえ2555戸あり、平均経営面積は174アールを超えるというように、農業専業の大規模農家が多く存在するそうだ。
滑川市のように、米作中心でサラリーマンが主たる生活の糧で、高齢の父母と休日の息子とで先祖伝来の田を維持しているのとは根本的に違う。
1戸当たりの耕作面積は年々増えているそうだ。
いわゆる専業農家の皆さんが、農協などに出荷できない「規格外」の野菜の活用や、農閑期に加工を行うことで年間を通じて付加価値を生み出すにはどうするか…という状況で、国が推進し、玉名市が目指した「生産者の多角経営化」すなわち「6次産業推進」の政策に、生産者が呼応した形だ。

玉名市では、6次産業活性化委員会を組織し、生産者を集めた6次産業推進勉強会を毎月開催し、生産者と他の業種との6次産業推進のための交流会を年四回実施し、そして最高500万円の6次産業推進補助金を用意した。
農協に出荷している生産者にとっては、販売は未知の領域で販路を拡大するための6次産品フェアや販売会の実施、そして商談会への出展など生産者を玉名市はフォローしている。
一つの生産者には組織的な限界もある。
そこで玉名市は相談体制を整備するなど、生産者を支えるための取り組みを継続されている。

担当者からの言葉で心に残ったのが…6次産業は1次産品があってこそのものです…ということ。
6次産業のための新しい農産品作りをしろ…というのは順序が違う。
今ある滑川市の農産品の中で、6次産業に回すだけの生産量があるのは水稲だけだろう。
米を加工して出来る6次産品があるのだろうか?
日本中で米が生産されていて、滑川だけのオリジナリティ溢れる加工品が生み出せるのか…。
そこにしか、今の滑川市には、産業として成立する6次産業は無い気がする。

2017年04月20日(木) | 研修 | comment : 0 | Trackback : 0

熊本県山鹿市へ

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産業建設委員会の行政視察の二日目は、熊本県へ。
熊本市内のホテルを出発して視察地の山鹿市へ向かう前に、熊本城の周囲をバスで一回り。
20年前の青年会議所の全国大会で初めて登城して以来、会派での視察や家族旅行などで熊本に来る度に登城した、正に熊本のシンボル。
テレビニュースで見た痛々しいほどの天守閣の様子は木々の隙間から垣間見えただけだが、石垣が崩れて、駐車場に石が並べられている様は、20年と言われる復活までの年月を実感させられた。
生きている間に復活した熊本城にまた登りたいものだ。
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さて、山鹿市への視察は、国の暮らし・にぎわい再生事業を活用して再生された「さくら湯再生事業」について。
1月に会派の視察で、国土交通省でレクチャーを受けて、同じ暮らし・にぎわい再生事業の取り組み事例として川越市の市民ホールや市民交流施設の案件を視察してきたばかりだったので、補助対象の内容などは既に理解していた。
また、山鹿市のさくら湯は商業施設としての補助であったのだが、基本的には温泉施設と温泉プラザという空きビルの再生事業であったため、滑川市のケースに当てはめるなら、市民交流プラザの再生かタラソピアの再生が該当するかと思われるのだが、市民交流プラザは山鹿市のような老朽化はしていないし空きビルでもない。
山鹿市民の皆さんにとっては懐かしい市民憩いの場の復活ということで、さくら湯の再生事業は素晴らしいと思ったが、滑川市の事例に当てはめることが見当たらず、同じ暮らし・にぎわい再生事業を視察するなら別件の方が良かったのではないか…と思った。
ただ、視察地の選択は移動のこともあって、なかなか全てが思うとおりにはいかないのだが…。

唯一、視察の質疑の中で参考になったのは、国の補助金について県の担当者と話し合って計画を進めていたら、国の担当者と話すと「それは対象外」と言われて頓挫しそうになった…という下りだった。
全体の事業費の3分の1を見込んでいた国の補助が実際にはその半分以下…となってからが、市の職員の皆さんの力の見せ所で、他のメニューと絡めて、トータルで3分の1という当初の補助目標を達成するために、国の担当者に提案をし協議を重ねていったそうだ。
結果、何とか補助を獲得できたとのことだ。

今月末に内示があるとされる、滑川市の屋内運動場の地方創成の交付金も山鹿市の職員の皆さんと同様に、一度は国のダメ出しを出されたものを覆したものであれば良いのだが…。

2017年04月19日(水) | 研修 | comment : 0 | Trackback : 0

下関市みのりの丘ジビエセンター

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昨日、産業建設委員会の行政視察で山口県下関市へ。
イノシシなど有害鳥獣対策は全国的な課題となっている。
国は有害鳥獣捕獲隊の組織に対して補助を出して、駆除の体制を支援しているが、捕獲隊の主役である猟友会の皆さんの高齢化による隊員の確保は難しくなっている。
と同時に、捕獲した害獣の処理も多くの自治体では課題となっており、今回の視察はイノシシや鹿を解体処理するためのジビエセンターを設置した下関市に来た。

視察前のネットのリサーチでは、下関市内にハムやソーセージの加工会社もあったため、元々畜産業の素地があると見越していたが、視察で確認をしたところ、肉用牛を105戸で、乳用牛を26戸で、採卵業者が5戸…と、山口県内の約3分の1を占める畜産業が産業として成り立っている自治体だった。
ジビエセンターの運営委託をしている会社は食肉加工業を営んでいて、解体されたイノシシ肉や鹿肉を自社に持ち込んで加工・保存・販売出来るノウハウを持っていた。

ジビエセンター自体は1日で最大18頭の処理能力を持つそうだが、下関市内には150名の猟友会の方がいらして、処理能力を超える野生獣の持ち込みは断っているということだった。
雪のない山口県では、狩猟の解禁シーズン以外は駆除シーズンとなっていて、実質的に一年中狩猟は可能で、恒常的な施設を設けて専門資格を持った人を雇用しても、一年を通して仕事がある…という点だけでも、滑川市では無理だ…と思われた。

みのりの丘ジビエセンターの同じ敷地の中には特産品の直売所とレストランも併設されており、直売所ではイノシシや鹿の冷凍肉や、ソーセージなどが販売をされていた。、またジビエ肉の調理法を紹介した冊子も無料配布されていた。
丁度、昼食時に訪れたため、鹿肉の竜田揚げを含んだメニューを食べさせてもらったが、癖のない赤身の肉だった。
低カロリーで高蛋白鉄分などのミネラルも豊富という点で、牛肉や豚肉にない魅力を鹿肉は持っているそうで、販路を確保するためのジビエ料理試食会を開催された中では、ソーセージやハム、ベーコンやハンバーグといった加工品は美味しいという評価も得ているそうだ。
しかし、食肉加工業の無い滑川市で下関市のように運営委託出来る企業がまず見つけられない。
通年での野生獣も確保できないし、そもそも猟友会のメンバーが下関市の10分の1以下では、今回視察したジビエセンターのような施設を滑川市で持つことは現実的ではないと思われた。

県東部の自治体共同で、あるいは富山県で…という事業主体であれば実現の余地はあるかもしれない。
それでも通年の施設には出来ない…という問題点ばかり解消できない。
残念ながら今回の視察は、滑川市と条件が余りにも異なるため、直接的に参考と出来る取り組みは私には見いだせなかった。

視察二日目の今日は、熊本県山鹿市で、中心市街地暮らしにぎわい最盛期は事業の取り組みを視察したのだが、これについてはまた明日。

2017年04月18日(火) | 研修 | comment : 0 | Trackback : 0

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プロフィール

高木悦子(たかぎえつこ)

Author:高木悦子(たかぎえつこ)
滑川市議会議員3期目(平成21年11月28日~)
総務文教委員会委員(常任委員会)
産業建設委員会委員(常任委員会)
議会改革検討特別委員会委員
職業は税理士・行政書士。
富山中部高校普通科・明治大学商学部卒業。
51歳になりました。

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